※ 2018/08/28更新
現在、ネム(NEM/XEM)は時価総額ランキング18位に位置し、独自コミュニティの強さから日本人にとくに人気がある通貨です。
そんなネムはどこで買えるのか、どこで買うのが一番安くておすすめなのかについて解説していきますね。
この記事を読むと、
- ネム(NEM/XEM)を取り扱っている取引所(国内・海外)がわかる
- ネム(NEM/XEM)を取り扱う取引所の手数料がわかる
以上の知識が身につきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ネム(NEM・XEM)の取り扱いがある取引所
2018年8月現在、ネムを現物購入できる国内取引所は「Zaif(ザイフ)」のみです。以前は「Coincheck(コインチェック)」でも売買できましたが、現在は一時的に取引が制限されています。
メジャーな海外取引所では、
- Binance(バイナンス)
- Huobi(フオビ)
などでも取り扱いがあります。注:現在、バイナンスは日本国内での営業に関して金融庁から警告を受けています。事態が落ち着くまでは利用を控えたほうが無難です。
ただ、どこで買っても一緒というわけではありません。取引手数料が思いっきり違うんです。どうせ買うなら安く買うべきということで、それぞれの取引所の手数料を比較してみました。
結論から言うと、ネムを買うならザイフがおすすめです。その理由を、手数料を比較しながら解説していきますね。
ザイフのネム(NEM・XEM)取引手数料
ザイフではスプレッドが発生しません。
その代わり、取引価格の0.1%が取引手数料としてかかりますが、それでもコインチェックと比べると圧倒的に安いです。また、makerの場合なら手数料はゼロになるのも嬉しいポイント。
makerとtakerの違いについては以下の記事を参考にしてください。
maker手数料とtaker手数料の違いを知ってお得に投資しよう
コインチェックとザイフで、ネムの価格差を比較してみましょう。コインチェックでの1XEMの購入価格は120.26円でしたね。
同時刻のザイフでの1XEMの取引価格は107円ほど。1XEMあたり13円も違います。
10万円分ネムを買うとすると、ザイフで買ったほうが100XEMほど多く買える計算になります。どちらがお得かは言うまでもありませんね。
ネムの取引量も国内取引所の中ではザイフがトップなので、多くの人がザイフを使ってネムを売買していることがわかります(世界全体の取引量でも2位)。
手数料、取引量の両面から考えて、ネムを買うならザイフの利用がおすすめですよ。
また、ネムに限らずアルトコインは種類によって取引所を使い分けるべきです。以下の記事も参考にどうぞ。
アルトコインを買うなら取引所を使い分けるべき。おすすめの取引所をコイン別に紹介
ザイフで「積立投資」を利用するのもいいかも
ザイフは国内取引所で唯一「積立投資サービス」を行なっており、これを利用することで毎月一定額を好きなコインに積立投資できます。もちろんネムを積立することもできますよ。
投資方法は、積立資金を日割りにして、毎日自動的にコインを購入していくというもの。高値のときにまとめて購入してしまうリスクを大幅に減らせるので、低リスクな投資方法として知られています。
投資とかよくわからない! けど仮想通貨は買っておきたい!という人や、貯金感覚で投資をしていきたいという人におすすめです。自分も利用しており、毎月の積立結果を公開しています。以下の記事にまとめているので、こちらも参考にしてください。
仮想通貨の積立投資は儲かる?Zaifのコイン積立の投資成績を公開
DMM Bitcoinのネム(NEM・XEM)取引手数料
DMM Bitcoinでもネムの取り扱いがありますが、こちらはアルトコインFXのみの売買となります。
最大5倍までのレバレッジを適用できるので、短期間のネムのトレードで大きな利益を出したい人は狙ってみるといいですよ。最近のような下げ相場で利益を狙うには最適です。
【徹底解説】DMM Bitcoinの使い方、入金・出金方法を解説!|アルトコインのレバレッジ(FX)取引のやり方も!
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)でネムを取引する!
コインチェックのネム(NEM・XEM)売買手数料
追記:現在、コインチェックは新規登録、取引ともに一時的に停止されています。
多数のアルトコインを取り扱い、シンプルなサイトデザインが人気のコインチェック。初心者におすすめの取引所として挙げられることも多いです。
ただ、コインチェックって正直手数料高いんですよ・・・。コインチェックでネムを買おうとすると、「スプレッド」が発生し、購入価格の3~10%程度の手数料がかかります。
スプレッドについては画像で見るのが一番わかりやすいと思います。まず購入時の価格がこちら。
1XEM(NEM)あたり120.26円ですね。次は、同時刻のネム売却価格を見てみましょう。
こちらは1XEMあたり109.4円となっています。およそ11円の価格差がありますね。パーセントにすると8%ほどの価格差です。
つまり、購入してからすぐに売却すると、1XEMあたり11円損するということ。利益を出すには、最低でも11円の値上がりを待つ必要があるということです。
スプレッドは実質的な手数料であり、このケースでは8%の取引手数料を支払っているのと同じことです。
スプレッドはそのときのコイン価格、価格変動の激しさによって変わります。値動きが激しいときほど高くなる傾向があります。3~10%と書いているのはそのためです。
3~10%ってバカにできません。仮に20万円の資金でネムを購入した場合、手数料だけで1万円前後かかることになりますから。というわけで、コインチェックでネムを買うのはあまりおすすめできません。
海外取引所のネム(NEM・XEM)売買手数料
参考として、海外取引所の「Binance」、「Huobi」の売買手数料もサクッと書いておきます。
ネムを取り扱っている他の海外取引所については、以下の記事を参考にどうぞ。
ネム(NEM・XEM)を売買できる海外取引所5つ|手数料や使い勝手を比較しました
Binance(バイナンス)
サーバーが安定しており、手数料も0.05%と安いことから日本人に強い人気のあるバイナンス。2018年3月からネムの取り扱いがスタートし、海外取引所でネムをトレードするなら実質バイナンス一択になりました。
ただ現在、バイナンスは日本国内での営業に関して金融庁から警告を受けており、最悪、日本人のサービス利用ができなくなる可能性もあります。事態が収拾するまでバイナンスの利用は控えることをおすすめします。
手数料のことを考えると、ネムに関しては海外取引所を使う旨味はあまりありません。日本円の入金ができないのも不便ですし。手数料や取引の活発さを考えたら、ザイフのほうが便利です。
Huobi(フオビ)
HuobiはBinanceと同じく中国三大取引所の一つで、高い取引量を誇ります。
取引手数料は一律0.25%となっています。
【まとめ】ネムをお得に取引するなら国内取引所で!
まとめるとこんな感じ。
- 手数料を抑えたいならザイフを使うべき
- ネムにレバレッジをかけて取引するならDMMビットコイン
- 海外取引所を使うメリットはあまりない
手数料は収支に直結する要素なので、軽んじるのはおすすめしません。特別な理由がない限り、ザイフを使ったほうがいいでしょう。
取引所をうまく使いこなして、少しでも多くの利益を出せるように頑張りましょう!