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ビットコイン投資の始め方

【証券アナリストが解説】bitMEX・bybitを使って大きな利益を産むために知っておきたい基礎知識

証券アナリスト・専門家ご紹介

プロフィール

証券アナリスト:中島 翔

学生時代にFX先物オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。

その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。

その後は、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。

さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。

仮想通貨トレードに関しても、仮想通貨取引所コインチェックにて、トレーディング業務に従事した経験を持ち、金融業界に精通して幅広い知識を持つ。

【保有資格】証券アナリスト

bitMEX・bybitをで大きな利益を産むために知っておきたい基礎知識

コロナショックが起きる中、何かしら自分の収入のみでは危ないと思い始めて投資をしたいと思う人も出てきていることでしょう。

証券会社の口座開設数もここ1ヶ月は増加しており、この景気後退をチャンスを捉える向きも少なくないようです。当然投資にはリスクはつきものですが、リスクはコントロールするものであり、これができないのであれば投資で成功することはまずないでしょう。

仮想通貨でもそれは同じことですが、最初に何を覚えて何を実践して勉強していくかによってその先の成長度合いが大きく変わります。特に初心者は基礎知識をおろそかにしやすく理解したつもりになっているケースも多いようです。

仮想通貨のレバレッジ取引も最近では主流となっており日本の売買高も9割が仮想通貨FXが占めている中、これから始める方もどこから始めていいか悩まれている方も多いでしょう。

ここでは仮想通貨のレバレッジ取引でも有名な「BITMEX」と「bybit」を例に出しながら基礎的な知識や必要となるものを解説したいと思います。

BITMEXとbybitはどのような取引所?

最初にこの2社の取引所について解説したいと思います。

この2社は仮想通貨デリバティブを提供している取引所で現物取引は一切扱っていません。デリバティブ取引でも永久先物をメインとしており、レバレッジ最大100倍まで利用できる取引所となっています。

bybitとBITMEXの違いは通貨数と言えるでしょう。

BitMEXの通貨数

bybitの通貨数

手数料に関してもtaker、makerどちらも2社同じであり、次に説明する資金調達率も8時間毎という点は変わりませんのであまり大差はないといえます。

しかし利用していて感じるのは相場の急変時にBITMEXは注文が通らず、bybitは通りやすいということがあるため、通貨数があまり気にしなければbybitでも問題はないといえます。

安全性の観点ではbybitは一部ホットウォレットで管理しているのに対して、BITMEXは全てコールドウォレットで保管しているため(XBTという独自の単位に転換しているため)安全性はBITMEXの方が高いといえます。

この2社の比較は他の記事でも記載があるため簡単な説明とさせて頂きます。

ではトレーダーとして覚えておくべきポイントについて2点解説していきたいと思います。

資金調達率とは?

次にBITMEXにもbybitにも仕組みのある資金調達率について解説したいと思います。この資金調達率はこのレバレッジ取引をするにあたってとても大切なものです。

ここではBITMEXを例にして説明していきたいと思います。

資金調達率は簡単に説明すると「ポジション保有コスト」となりポジションを保有する間に手数料として課せられるものです。よくスワップコストとかスワップ金利という呼ばれ方をしています。

この資金調達率の-0.0275%という部分が該当します。BITMEXの場合この資金調達率の計算は8時間毎に行われており、日本時間の5時、13時、21時の3回計算されています。

この資金調達率-0.375% ≦ -0.001% 0.001% ≦ 0.375% の範囲の中で推移しています。

上記の場合マイナスのため、BTCをロングしている側がこの金利をショートしているポジション保有者からもらえる仕組みとなっています。

一方でこの資金調達率がプラスの場合はBTCをロングしている側がショートしている側に対して支払うようになります。

資金調達率の重要な部分をここから解説したいと思います。資金調達率はただのスワップコストという意味ではなく「ポジションの傾き」を示しているということを理解することが重要です。

例として資金調達率が+0.30%であるとしましょう。これは8時間毎にかかる金利のため、1日でなんと0.90%課せられることになります。これは30日で27.0%という計算になるためかなりの金利負担が生じることは理解できるでしょう。

プラスの場合ロングポジションを保有している人がショートポジションを保有している人に対して支払うものであることから、BITMEX全体ではロングポジションを保有しているトレーダーがほとんどであるという想像ができます。レバレッジをかけてトレードしている人は基本的に長期的にポジションは持ちません。短期での勝負をしている人がほとんどです。

 

つまりこの大きく傾いているバランスが修正されることが次に想像できます。これをトレードに活かすには2つの方法があります。

1、8時間おきに清算されるため、ロングポジションを保有している人はカットオフタイム(日本時間の5時、13時、21時)の手前でポジションを調整すると考えその動きを狙う。

2、ポジションは緩やかに調整すると考え徐々にショートポジションを積み上げつつ修正を狙う

この二つがトレードアイデアとして浮かぶでしょう。

2の場合はテクニカル分析と併用することでとても役に立つものであり、デイトレードで行なっている人は是非利用してみるといいと思います。

BITMEXとbybitで利用しやすいテクニカル指標

次にBITMEXとbybitで利用しやすいテクニカル指標についてご紹介したいと思います。

これは個人的な見解ですが、短期売買において仮想通貨の世界ではテクニカル分析の確実性はFXや指数系と比較してもかなり低いと思っています。理由は流動性の低さであり大口のフローが入ると一気に相場が崩れることから、テクニカルが全く無意味になることも多々あります。

しかし利用しやすいものもあるため初心者でもわかりやすいものをいくつかご紹介したいと思います。

フィボナッチリトレースメント

フィボナッチリトレースメントは数学のフィボナッチ数列をトレードに利用したものです。フィボナッチ数列とは何かを解説すると数学的な話になるので使い方のみ端的に説明したいと思います。

下記がフィボナッチリトレースメントのチャートです。

フィボナッチリトレースメントのラインの引き方はとても単純です。安値から高値に結ぶので今回は安値から一旦大きく上ヒゲをつけた位置でラインを引いています。フィボナッチリトレースメントでも重要なラインは50%(半値戻し)と38.2%、そして61.8%の位置です。この3つは特に重要なので覚えておきましょう。

フィボナッチリトレースメントの使い方は「トレンド後の押し目を図るため」に利用します。上昇しているからといって飛び乗るのは厳禁で、どこで再度エントリーするかを図るためです。ご覧頂くとわかる通り50%の位置でローソク足が止まっており、特に下ヒゲで見ると61.8%戻しの位置で止まっているのがわかるでしょう。

上記をトレードで考えると使える資産のうち、50%を半値戻しの位置でエントリーし残りを61.8%戻しの位置でエントリーすることでリスクを軽減しながら上昇トレンドに綺麗に乗ることが可能となっています。

この資金を分散しながらエントリーするということがこのフィボナッチリトレースメントではとても大切なので覚えておきましょう。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドもテクニカル指標ではかなりメジャーな指標です。特に使いやすく初心者でも覚えやすいためここで読んだことを実践してもらうだけでも大きく負けを減らすことはできるでしょう。

ボリンジャーバンドは統計学の標準偏差を利用してチャートに計算したものを並べたものになります。

下記がボリンジャーバンドです。

中心線から上下に±1α、±2α、±3αとなっています。

それぞれの範囲に収束する確率は統計学上下記のようになっています。

ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約68.3

ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約95.4

ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約99.7

こう考えると±3αを突き抜けたことはかなり外れ値なのがわかると思います。しかしボリンジャーバンドで個人的にお伝えしたい点は

逆張りで絶対に初心者は利用しないこと

です。

ボリンジャーバンドは考案者も最初はトレンドフォローの順張りトレード用に考案したと発言しています。そのため最初は順張りトレードで利用するようにしましょう。

エントリーの条件は下記の通りにしてもらうといいと思います。

1、バンド拡大を確認(最初の青色の○印)

2、1αの位置まで戻ってきた段階でエントリー(ロスカットは中心線を超えた位置)

3、利益確定最初は1αを改めて割れたタイミング(総ポジションの半分)

4、中心線を割れたタイミングでポジション整理

この4つを守るだけでも大分損失を抑えながら利大損小のトレードができることでしょう。

BITMEXもbybitもトレーダー次第

最後にどちらを利用するかについては一長一短あるため一度口座開設を行なった後利用しやすい方で利用する方がベターといえます。

自分自身に合う、合わないは必ず取引所でもあり、最後は個人の感覚に寄るところも大きいため一度利用することが一番いいでしょう。

トレーディングツールについても大差はなく、仕組みもほぼ同様なため、通貨が欲しかったらBITMEX、注文の通り安さが欲しいのであればbybitという感覚で私は利用しています。

是非皆さんも利用しながらいい面、悪い面を感じてみて自分に合った取引所を見つけてみてください。