現在、モナコインを購入できる仮想通貨取引所は
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Zaif(ザイフ)
- bitbank(ビットバンク)
の3つです。
ここでビットフライヤーを選ぼうとしていた人は要注意! これらの中ではワーストな選択肢で、余計な手数料を払ってしまっていますよ!
ビットフライヤーでのモナコイン購入をおすすめできない理由
ビットフライヤーでモナコインを購入する場合、「販売所」を利用することになります。
購入数量を入力して、「購入する」をクリックするだけで楽チン・・・なのですが、よく見てください。同じ時刻でも購入価格と売却価格が違いますよね。
この差は「スプレッド」と呼ばれるもので、ビットフライヤーでは本来の価格から数パーセント料金が上乗せされているんですよ。
これは実質的な手数料となり、ユーザーがそれを負担することになります。スプレッドは取引が活発なときほど大きくなり、普段で3%ほど、最大時には10%程度になることも・・・。
1万円買ったら1,000円が手数料として徴収される計算です。さすがに馬鹿らしいと思いませんか? スプレッドについてはサイト内に明記されていないので、知らなかった人もいるかもしれません。
関連記事:販売所と取引所の違いと特徴をわかりやすく解説!|メリット・デメリットは?
ちなみに同時刻のザイフのモナコイン価格はこちら。
ザイフでの購入、売却価格は382円です。ビットフライヤーで買うより1MONAあたり10円安く買えますね。売却価格なんて50円近い差があります。
画像を見てもらえると一目瞭然のように、手数料を抑えて、お得にモナコインを買いたいならザイフをおすすめします。その理由はこれからお話していきますね。
モナコインをザイフで購入すべき理由
モナコインをザイフで購入すべき理由は主に以下の3つ。
- 手数料が圧倒的に安い
- 指値注文ができる
- 積立投資サービスがある
ザイフでモナコインを購入すると、手数料は購入価格の0.1%未満で済ませられます。ビットフライヤーの10分の1以下ですね。
(ザイフの手数料一覧です。)
また、「店頭式取引(販売所)」のビットフライヤーとは異なり、「板取引」なので「指値注文」が利用できます。
店頭式取引とは、取引所公式と直接コインを売買する取引方法のこと。対して、板取引は「買い板」や「売り板」を使ってユーザー間で売買を行います。
そして指値注文とは、希望の価格になったら取引が成立するよう予約注文を入れておくことです。
指値注文を入れておけば、寝ている間や出かけている間に大きな値動きが起きても対応できる、ということですね。
ただ、長期的に保有していくつもりなら指値注文は必要ありません。将来的にこれくらい値上がりしたら売ろうかな〜と妄想しておけばOKですよ。
短期、中期でトレードするなら指値注文は使いこなせるようになっておくべきです。数回使えば慣れるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
さて、これらのメリットは実はビットバンクでも同じです。ビットバンクでもモナコインを指値注文で買えますし、手数料も大きく抑えられます。
それでもおすすめするのは圧倒的にザイフ。その理由についても詳しくお話しします。
ザイフのほうが取引高が多い
取引高とは、時間単位の取引量のこと。どれだけ活発に取引が行われているかの指標になります。
取引高はあまり注目されない要素ですが、実はとっても重要です。取引は相手がいないと成り立ちませんから。
取引が頻繁に行われている場でないと、いざというときにコインを買えない、売れないという事態が起きるかもしれません。
暴落しているときに、少しでも損失を抑えたい! こんなときにもし取引が成立せず、売れないまま価格がどんどん落ちてしまったら・・・?
取引高が少ないと、こんなリスクが出てくるんです。
ビットバンクとザイフの取引高を比べると、優秀なのはザイフのほう。なので、特別な理由がない限りザイフを利用すべきです。
手数料はビットバンクのほうが安いものの誤差レベル
実は、手数料を比較するとビットバンクのほうが少しだけ安いんです。ただ、その差はほんの少しで誤差レベル。そこまで気にする必要はありません。
取引所名 | 手数料 |
---|---|
ザイフ | 0.1% |
ビットバンク | 0% |
さすがに1億円分のモナコインを買う!とかなら話は変わってきますが・・・。
手数料以外はザイフのほうが優れている部分が多いので、少しでも手数料を抑えたい!という人以外はザイフを利用すべきでしょう。
ザイフには積立投資サービスがある
ザイフを強くおすすめする理由の一つに、モナコインを積立投資できるから、というものがあります。
積立投資とは、積立預金のように毎月指定した金額でモナコインを自動的に購入してくれるサービス。
一度にまとめて購入するのは高値掴みの危険がありリスクがやや高いですが、積立投資ならそのリスクを大幅に減らすことができます。
仮想通貨はとくに積立投資と相性がいいと個人的に考えています。その理由は、値動きが激しいものの、着実に右肩上がりで市場が成長しているから。
高値掴みのリスクを小さくできれば「値動きが激しい」というデメリットを相殺でき、「着実に成長している」というメリットだけを享受できます。
自分も毎月、ザイフで積立投資を行なっていますよ。
関連記事:【随時更新】ザイフのコイン積立の投資成績を発表する
またモナコイン以外にも、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ネム(NEM・XEM)
に積立投資できます。ビットコインには1万円、モナコインは2万円と、資金を分配して投資することも可能で、最低金額は1,000円から設定可能です。
低リスクで堅実に資産を増やしていきたいなら、ぜひ積立投資を検討してみてくださいね。
ビットフライヤーにもメリットはある
冒頭でけちょんけちょんにけなしてしまったビットフライヤーですが、いくつかのメリットはあります。
投資初心者が少しだけモナコインを買いたいとき
板取引の経験がなくて、さらに少額だけモナコインを買いたいなら、ビットフライヤーが便利です。
店頭式取引(販売所)のメリットは、投資初心者でも簡単にコインを買えること。購入数量を入力して購入ボタンを押すだけなので、迷うことはないはずです。
板取引は慣れるまで少しハードルが高いんですよね・・・。自分も、買い板、売り板を初めて見たときは「ええ・・・」ってなりましたもん。
少額の購入なら手数料の影響もそこまで大きくないので、ビットフライヤーの利用はアリです。5,000円くらいまでが目安かな?
まとまった量をまとめて購入、売却したいとき
これはさっきの取引高の話と関係しています。ザイフのモナコイン取引高はビットバンクよりは大きいものの、ビットコインや主要アルトコインと比べると微々たるもの。
30万円を超えるような大量注文は消化されにくいことがあります。指定した価格帯で売ってくれる人がいない、ということですね。
暴騰時や暴落時のような取引が活発なときは問題ありませんが、普段の板状況では一度にまとまった量を購入するのは難しいです。
どうしてもすぐにモナコインを買いたい!売りたい!というときはビットフライヤーの利用が選択肢に入るかもしれません。店頭式取引の場合は取引高の影響を受けませんから。
とはいえ、スプレッドの影響をモロに受けるので、できる限り避けるべきですが・・・。
まとめ
まとめるとこんな感じ。
- モナコインを買うならザイフがおすすめ
- 低リスクで投資したいなら積立投資を検討して
- 投資初心者で少額だけ買うならビットフライヤーもアリ
今回説明したように、購入したいコインによって取引所を使い分けるのが仮想通貨投資の基本です。
よく使うのはビットフライヤー、コインチェック、ザイフの3つなので、これらはアカウント登録を済ませておきましょう。