最近、ビットコインが大盛り上がりですね。でも仮想通貨はビットコインだけではありません。ビットコイン以外のコインは「アルトコイン」と呼ばれ、なんと1000種類以上もあるんですよ。
「モナコイン」はアルトコインの一種。名前を聞いてピンときた人もいるでしょうが、「2ch(現在は5ch)」のアスキーアート「モナー」が由来となっています。
日本で誕生した仮想通貨ということで、日本人に人気の高いモナコイン。どんな特徴や機能があるのでしょうか。まとめてみました。
目次
ゴリわかくん
【最新版】 人気の取引所ランキング |
|
---|---|
![]() |
|
感動する使いやすさ! アルトFXも完備! 日本のド定番取引所! |
公式HP |
![]() |
|
手数料が全て無料! TVCMで話題を独占! |
公式HP |
![]() |
|
最大レバレッジ100倍! 取引量が世界一! |
公式HP |
大切な資産を失うリスクがあるので、
必ず複数の取引所に登録を!
モナコインの機能
モナコインは2chの有志によって作られた仮想通貨で、誕生時のエピソードや一悶着はこちらのページにまとめられています。
同じ2chから流行した「電車男」を彷彿させるような感じがして、自分は好きです。Monacoin誕生前夜
まず仮想通貨としての機能、特徴について解説します。以下の表にザッとまとめました。
コード | MONA |
開発者 | わたなべ氏 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW |
取引承認時間 | 90秒 |
上限発行量 | 1億512枚 |
コードは略称のようなものです。枚数を表す単位にもなり、1MONA、2MONAとカウントします。
開発者は「わたなべ氏」という方ですが、おそらく偽名。「トイレの落書き」と揶揄される2chですが、結構すごい人が紛れ込んでいるんですよね・・・。
アルゴリズムコンセンサスについては割愛します。技術的な話で難しいので。ビットコインと同じ方式が使われている、とだけ覚えておけばOKかと。
取引承認時間とは、送金したモナコインの結果が確定するまでの時間です。取引が成立するまでは多少の時間がかかるんですよ。ビットコインは取引承認までに10分近くかかりますが、モナコインはたった90秒。これは大きなメリットの一つです。
モナコインは発行量があらかじめ決められています。それが1億512枚。上限量を決めることで価値のデフレを抑えることができ、コイン1枚あたりの価値が高くなります。
金(ゴールド)の価値が高いのは金の発掘量が少ないためで、それと同じ理屈ですね。
ビットコインとの違い
ビットコインとなにが違うの?という人のために、またまた表を用意しました。「へー」程度に見てもらえれば・・・!
モナコイン | ビットコイン | |
---|---|---|
取引承認時間 | 90秒 | 10分 |
発行上限枚数 | 1億512枚 | 2100万枚 |
価格 | 350円ほど | 90万円ほど |
価格がめちゃくちゃ違いますね。まぁビットコインとモナコインでは知名度が全く違うので、当たり前といえば当たり前です。
モナコインの特徴
アルトコインにはそれぞれ独自の機能が備わっていることが多く、ビットコインとは異なった役割を果たせるのではないか?と期待されています。
じゃあモナコインにしかない特徴は!?と言われると、残念ながら機能的には特筆した特徴はありません。
ただ、他のアルトコインと大きく違う点は、「実需がある」こと。アルトコインはまだまだ将来性を期待されている段階で、はっきりと世の中に功績を残したわけではありません。
しかしモナコインはすでに日常生活の中で使うことができ、モナコインを使って買い物をしたり、互いに送りあったりできます。通貨としての役割をすでに果たしているんですよ。
主にネット上で使うことが多いですが、秋葉原にある「Ark」というPCショップではモナコインでの支払いができるそうです(行ったことない)。
どんな場面でモナコインを使えるのか、まとめてみました。
チップモナ(tipmona)
チップモナとは、ツイッター上でモナコインを投げ合える機能のこと(モナゲとも言う)。
保有しているモナコインをツイッター上のウォレット(財布)に移したあと、「@tipmona tip 相手のツイッターID 送りたいモナコイン枚数」とツイートすることで、問答無用でモナコインを相手に送ることができます。
(モナコインちゃんbotが送金結果をお知らせしてくれます。かわいい。)
受け取る側は何の用意もいりません。なので、ある日突然チップモナされて驚いてしまうことも(自分のように)。投げられたモナコインは自動的にウォレットに保存されます。
チップモナはネット上の「投げ銭」のようなものです。「いいね!」の代わりにチップモナをすると大層喜ばれるはず。実際、自分は初めてもらえたとき感動してしまいました。
ネット上の素晴らしいコンテンツに対して、「振り込めない詐欺」という賞賛の言葉が投げられることがありますが、チップモナを使えばクリエイターに対して気軽に対価を支払うことができます。
関連記事:モナコインのチップモナ機能の使い方!ツイッターでモナコインを送ろう
monappy(モナッピー)
monappyは「オンラインウォレット」という位置付けですが、それ以外のコンテンツも多数投稿されています。
イラストやちょっとしたログが投稿されており、もちろんそれらに対してモナゲできます。また、monappy上で商品の売買がされており、モナコインを使って決済することが可能。ぜひ一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
Askmona(アスクモナ)
Askmonaは2chのような掲示板です。ユーザーが自由にスレッドを立てられ、それに対してレスをつけることができます。
2chとの違いはモナコインをばら撒いたり、受け取ったりできること。「いいね!」機能のついた2chと言えばイメージしやすいでしょうか。(あと2chに比べて民度が高い)
いろいろなスレが立てられており、中には「モナコイン麻雀」というスレも。
定期的にモナコインを商品としたネット麻雀大会が開催されており、上位に入ることでモナコインをもらえます。1位だと時価総額6,000円分くらいのモナコイン。しかも参加費無料。
イラスト:アポロ(@hu_maple)さん
直近の大会では100人近くが参加し、自分も参加しましたが、残念ながら57位という結果に。モナコインはゲットできませんでした。
monaparty(モナパーティ)
現在、絶賛開催中のイベントで、持っているモナコインをBurn(永久凍結)することでオリジナルトークン(コイン)を作成できます。この機能を「カウンターパーティ」と呼び、いくつかの仮想通貨でも採用されています。
作ったトークンをどうするかは自由です。誰かにあげたり、大切に保存したり・・・。ただコイン自体には価値はないので、まぁ一種のお祭りみたいなものといえますね。将来有名人になったら自分の作ったトークンに大きな値がつくかも?
segwitを初めて実装した仮想通貨
モナコインはsegwitを初めて実装した仮想通貨として有名です。segwitについて説明しだすととんでもなく長くなるので割愛しますが・・・。
簡単に言うと、ブロックチェーンの一つのブロックに保存できる取引記録を大幅に増やすための仕組みです。
ワケわからん!という人は無理して理解する必要はありません。仮想通貨の技術面について深く知ろうとすると、底なし沼にハマっていくので・・・。
秋葉原でプロモーションイベントが開催
2017年10月25日から31日に渡り、秋葉原でプロモーションイベントが開催されました。秋葉原ラジオ会館でプロモーション動画がなんと50回以上放送されたそうです(行ってない)。
この企画もAskmonaに集った有志の方によって開催されたとのことで、モナコインコミュニティの素晴らしさを感じますね・・・!
また、このイベントでは「リアルモナコイン」が配布されたとのこと。なにこれめっちゃええやん・・・!!
モナコインのチャートと将来性
モナコインが誕生したのは2013年12月末ですが、すぐに売買できるようになったわけではありません。まともに仮想通貨を購入、売却できるようになるのは「仮想通貨取引所」にそのコインが上場されてから。
モナコインは2014年8月に国内取引所の「Zaif(ザイフ)」に上場され、その時点からモナコインの取引が活発になりました。
上場前は1円程度だった価格も、上場直後は70円を突破。ただ、数日後にはもとの水準に戻ってしまいました。
それからしばらく1~10円前後をウロウロしていましたが、2017年4月から徐々に価格は上昇傾向に。
そして2017年10月2日、国内の仮想通貨取引所として最大規模を誇る「bitFlyer(ビットフライヤー)」に上場したことをキッカケに価格は急上昇。
一時的に価格は700円をオーバーし、2、3日で価格が10倍近くになるという大暴騰を見せました。
そのあと、価格は落ち着きを見せ、現在は340円前後を推移しています。
モナコインの価格はこれから上がる?
価格が上がるか、下がるかは誰にもわかりません。ただ、仮想通貨市場は右肩上がりに成長を続けており、多額の資金が流入し続けている状態であるため、価格は上がる可能性が高いと思います。もちろん下がる可能性もありますよ。
モナコインはまだ海外での知名度が低く、時価総額も全通貨中41位であることが伸びしろを感じさせるポイントです。
モナコインが上場している取引所は数少なく、海外取引所やまだ未上場の国内取引所で取り扱いがスタートすれば、それを機に少なからず価格は上昇するでしょう。
現在、メジャーな国内取引所でモナコインを購入できるのは以下です。
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Zaif(ザイフ)
- bitbank(ビットバンク)
仮想通貨の取引高1位のCoincheck(コインチェック)がまだ取り扱っていないので、ここが取り扱いを始めるだけでも価格に好影響が出そうです。
あと、通貨としての機能が広まることも重要だと考えています。やっぱり実需があるというのは大きなポイントですから。
どんどんモナゲすればモナコインの知名度は高まり、より多くの人に広まっていくんじゃないかなー?と思っています。
モナコインの入手方法
モナコインの入手方法は主に3つ。
- 仮想通貨取引所で購入する
- 誰かにモナゲしてもらう
- faucetを利用する
それぞれ簡単に解説しますね。
仮想通貨取引所で購入する
先ほど紹介した取引所でモナコインを購入できます。おすすめはザイフ。最も手数料が安く購入できるので、特別な理由がない限りはここを利用したいところです。
ネックなのは「板取引」であるため、初心者には少しとっつきづらいこと。
少額だけ買うつもりなら、ビットフライヤーでサクッと買うのがおすすめです。ビットフライヤーなら「店頭式販売」で購入できるので、投資初心者でも簡単に購入できますよ。
現在bitFlyerは金融庁からの業務改善命令により新規登録を受け付けていません。 新規登録が再開するまでは他の取引所での口座開設をおすすめします。
ザイフは積立投資サービスも行っているので、毎月定期的にモナコインを購入したいならそれを利用するのもアリです。
関連記事:【随時更新】Zaif(ザイフ)のコイン積立の投資成果を発表する
誰かにモナゲしてもらう
チップモナでモナコインをもらうのも一つの方法です。ツイッター上で「モナコイン欲しい・・・」とつぶやくとあら不思議、どこからともなくモナコイナーが現れて、モナゲしてくれるかもしれません(自分も頑張って探します)。
モナコインはもらえるのも嬉しいですが、誰かにあげるのも楽しいですよ。もらったモナコインはどんどんモナゲしてみてはどうでしょうか?
faucetを利用する
faucetを利用すれば、少額ですが無料でモナコインを手に入れることができます。faucetとは「蛇口」を意味し、コインが出てくる様子をちょろちょろと水が出ている状態に例えている・・・のかな?(違うかも)
faucetは有志の方によって行われているいわばボランティアなので、必ずルールを守って利用しましょう。1日に何度も取り出すようなことをしてはいけません。
自分はこちらのfaucetを利用させていただきました。SPACESPACE
faucetでモナコインを入手する場合、ウォレットを用意する必要があります。monappyに登録すればウォレット機能もついてくるので、それを利用するといいと思います。
有名なモナコイナー
ツイッターは仮想通貨の情報を集めるのにとても有用なツールです。有益な情報をツイートしてくれる人が数多くいるので、新鮮な情報を追いたいならツイッターはぜひ利用するべきです。
モナコインに関する情報をツイートされている方を以下で紹介します。自分ももちろんフォローしていますよ。
Google Chrome拡張機能「AskMonaちょっとだけ拡張」Google Chrome拡張機能「AskMonaちょっとだけ拡張」
僕らのAskmonaが、もっと使いやすく、楽しくなる!
・プロフィールポップアップ機能
・画像アップロード機能https://t.co/na30f14ntlhttps://t.co/eBGg2evS5B— もなこいにすた@モナコインポスターラリー (@monacoinista) 2017年11月18日
「もなこいにすた」さんは、モナコインを絡めた情報を日々発信されています。
Monappyで メモログ: モナコインの活動で何をするべきか を投稿しましたhttps://t.co/t7HxcL57w6 #monacoin
— 剣ヶ峰P@Monappy運営 (@kengamineP) 2017年11月8日
「剣ヶ峰P」さんはmonappyの運営者。モナコイン関係のツイートを数多くリツイートしてくれます。
他にもモナコイナーはたくさんいらっしゃると思うので、随時更新していきますね。
まとめ
まとめるとこんな感じ。
- モナコインはすでに通貨として実需があるコイン
- 2017年10月に大きく価格が上昇。これからも上がるかも?
- どんどんモナゲしよう!
自分も最近までモナコインにはとくに興味を持っていなかったのですが、初めてモナゲしてもらったことをきっかけにモナコイナーになりつつあります。
ぜひモナコインを入手して、自分なりの使い方を探してみてくださいね。
コメントを残す