自分を含めた自営業者にとって毎年2月は憂鬱な時期です。なぜなら、確定申告があるから・・・
ただ今年は、仮想通貨投資で利益を上げたサラリーマンの方々の多くも確定申告に迫られており、自営業と同じくどんよりした気分になっているでしょう。
仮想通貨の利益の計算はとても複雑です。一年間ガチホしていた or 年末に一度全て円に戻していたなら、そこまで計算に困ることはありませんが、複数回トレードをしていた場合、税金の計算はもはや地獄です。
幸い、仮想通貨の取引記録から、支払うべき税金を計算してくれるサービスがいくつか公開、または公開を控えているので、それらを使うのもアリかもしれません。
この記事で紹介するサービスは以下の4つ。
- クラウド会計「freee」
- G-tax
- Coin-Tool
- CryptoLinC
それぞれ解説していきます。
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無料で使えるサービス2つ
「freee」と「G-tax」は無料で使えるサービスです。
クラウド会計「freee」
freeeは自営業、法人向けの確定申告補助ツールで、2月上旬から仮想通貨の確定申告に対応するとの公式発表がありました。
詳細は明かされていないので、どういったサービス内容になるかはまだわかりませんが、freeeで計算してそのまま確定申告書に記載できるなら便利そうですね。
G-tax
G-taxは、仮想通貨取引支援事業を行う「Aerial Partners(エアリアル・パートナーズ)」という会社、チームによって提供されているサービスです。
彼らは、これとは別に「Gurdian(ガーディアン)」という仮想通貨の税金計算サービスを提供しており、こちらはTwitterなどで募集をかけたところ、ものの30分程度で完売しています。
無料で使えるのがユーザーにとって嬉しいポイント。
現時点で10社の取引所に対応しているようで、取引所からダウンロードできる取引記録(csvファイル)をアップロードすることで簡単に所得計算ができます。
ただ、Binance(バイナンス)にはまだ対応していないようなので、そこが少しネックかもしれません(対応予定はあるとのことです)。
有料のサービス2つ
「Coin-Tool」と「CryptoLinC」は有料サービスとなっています。
Coin-Tool
2018年2月8日にローンチ予定のCoin-Tool(コインツール)。取引所の取引履歴をアップロードすることで、税金計算を行ってくれるようです。
また、最大2回まで担当の税理士、または社内スタッフによるメール相談も受けつけるとのこと。
税金関係の相談は税理士へ、サービスの使い方の相談はスタッフへ、という区分のようですね。
利用料金は4,500円。Coin-Toolは現在クラウドファンディング実施中で、パトロンになることで正規料金より安くサービスを利用できます(3,300円)。
対応取引所は「bitFlyer」、「Coincheck」、「Zaif」、「bitbank」の4社で、「Binance」などの海外取引所は順次対応していくようです。
CryptoLinC
CryptoLinC(クリプトリンク)も、取引所の取引記録をアップロードすることで税金計算してくれるツールです。
ベータ版の公開が1月中に予定されており、正式版は2月15日までに行う予定とのことです。
利用料金は平成29年度の収支計算で10,800円。また、クラウド上に計算記録などを保存しておく場合は、追加で月額980円かかります。
現時点での対応取引所は「bitFlyer」、「Coincheck」、「Zaif」の3社。順次拡大していくと発表しています。
BinanceやPoloniexなどの海外取引所への対応は平成30年中に、とのことなので、今回の確定申告には間に合わないのかも・・・?
海外取引所での損益計算が一番ややこしいところなので、そこがサポートされないのはちょっと辛いですね。
まとめ
税金計算を間違えて安く申告してしまうと、最悪脱税の疑いをかけられてしまうので、ここまでに紹介したサービスを利用するなりして間違いのないよう納税したいところです。
ただこれらのサービスは、ユーザーが正しく取引記録を入力、アップロードすることが前提になっています。
そういった点に不安がある場合は、素直に税理士に相談したほうがいいかもしれません。
また、これらのサービスで計算してくれるのはあくまで仮想通貨の損益計算のみ。
他にも収入があった場合には、それらも含めて確定申告する必要があることを忘れないでくださいね。
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